たい焼きを探しに、長野県須坂市に来ました。 (訪れたのは、2011年2月)
長野道の長野須坂インターを出てすぐの交差点を右に曲がり、しばらく行くと須坂市に入ります。そして大きな橋を渡り、教習所のある交差点を右に曲がり進みます。車2台がすれ違える道をゆっくりお店を探しながら進むと、右側に たい焼き はなや さんを見つけました。道沿いに幟も看板も無く、ほんとお店のまん前に来てはじめて存在に気がつきました。
開店まもない午前9時15分過ぎ、お店の中ではご主人らしき方が作業してます。今までの経験では、お店が開店してすぐに行くと、まだ焼いていなく待たされる事がありました。ましてお客さんが既に来た雰囲気も無く、たぶん僕が今日一番最初のお客ではないかと思います。ともかく朝たいで糖分を補給しないと、一日の活力がわきません。
ゆっくりガラス戸を開け、そろりとお店の中に入りました。小窓の奥でご主人がたい焼きの型を持って作業してました。たい焼きの型を持って・・・?ここ はなや さんは一丁焼きのたい焼き屋さん!正直言って はなや さんの情報は全く無く、ただここにお店が在る事だけしか知りませんでした。なので はなや さんのたい焼きが天然物とは、現地に行ってはじめて知りました。
早速たい焼きを注文しました。すると奥から女将さんが出て来てくれて、既に焼きあがってあるたい焼きを出してくれました。白あんもありましたが、僕はいつものあんこを頼みました。120円(当時)を払い、白い紙袋に入った温かいたい焼きを手にして、お店を後にしました。あ~須坂の空気は冷たく、手に持ったたい焼きの温かいさがありがたく感じます。
さて冷めないうちに早速食べてみる事にしました。一丁焼きのたい焼きを手の持つと、皮がしっかりとした硬さで、それを一口食べると食べ心地が抜群。食べた瞬間パリッとしていて、その後はやわらかく、パリもちっとした薄皮です。それに中に入っているあんこが、これがまたいい甘さです。たぶん自家製、いやきっと自家製のあんこで、甘さ控えめで後味さっぱりのところがいいですね。これならもう1匹食べても大丈夫です。
思わず出会た一丁焼きのたい焼き。まさかここで食べられるなんて、すばらしい一日のスタートでした。
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