たい焼きを探しに・・・・   安藤たいやき店 in 青森県八戸市

たい焼き

 たい焼きを探しに、青森県八戸市に来ました。 (訪れたのは、2012年5月)

 青森県八戸市に今まで何度か訪れてます。東京に帰る時には、JR 八戸駅から新幹線に乗ってました。この JR 八戸駅の周辺は結構静かで、新幹線の停まる駅にしては、少し閑散としていました。僕は常々「八戸市民の方々はいったい何処に買い物に行くのだろう?」と長年気にはなっていました。ところが今回 JR 本八戸駅に行くことになり、その疑問が一瞬で解決しました。

 本八戸駅南口を出てゆるやかな坂を上ると、大きな公園が左手に広がります。その先に進むと、人や車が行き来する大きな通りがありました。その角には地元のデパートがあり、同じ八戸でも JR 八戸駅JR 本八戸駅ではだいぶ様子が違います。「そうだこの近くに確かたい焼き屋があるはず!」と、桜色基調のさくら野百貨店を背にし、メイン通りを少し歩いて行きました。
 すると左側になにやら洋館らしき建物が?なになに・・登録有形文化財ですか!でも中で食事が出来そう?そうこちらは青森自慢料理ほこるやさんです。ちょっと興味はありますね。ここは我慢してたい焼きを食べることにしました。するとこの登録有形文化財の建物の横に、今回の目的の安藤たいやき店がありました。

 安藤たいやき店さんは、たい焼きおでんを販売する、地元でも有名なお店です。寒い八戸ですから温かいおでんたい焼きは最高ですね。あれこの組み合わせ、確か東京の新富町のもありましたね。僕が八戸を訪れた時は、まだあたりに雪はありませんでしたが、やはり空気は冷たく絶好のたい焼き日和
 早速安藤たいやき店の戸を開け中に入ると、入り口の所におでんの鍋が置かれていましたが、僕の目的はたい焼きおでんに目もくれず、たい焼き1つ買いました。
 紙袋に入れられたたい焼きを持ち、八戸市役所と隣接する八戸市公会堂の公園のベンチに座り、安藤たいやき店たい焼きを食べることにしました。紙袋から取り出したたい焼きは、鯛の模様が崩れた、いかにも長年使いこなした焼き型である事がわかります。
 そのたい焼きを頭からガブリ。一瞬硬いかなと感じましたが、それは表面だけで中はやわらかく、中に入っているあんこがあま~い。最近は甘さ控えめの物が多い中、久しぶりに甘いあんこに出会いました。東北の料理は味が濃いといわれますが、甘い物もこの位の濃い甘さが好まれるのかも?これはお茶うけにはもってこいの甘さです。

 後日 安藤たいやき店を調べたら、昭和41年からお店をやっているみたいです。隣の登録有形文化財と一緒に、一度は立ち寄ってみたい八戸の名所になりますね。

コメント