たい焼きを探しに、鳥取県倉吉市に来ました。 (訪れたのは、2018年9月)
鳥取県に来たのは20年以上ぶりです。確かその時に、鳥取砂丘を展望台から眺めた記憶があます。でも時間がなかった為、実際に砂丘を歩かなかったです。あれ以来、また行く事があるのか僕自身もわからなく、現在に至りました。そして今回その機会が訪れました。
今回の鳥取県倉吉市の見どころというと、白壁土蔵群でしょうか?倉吉駅からはだいぶ離れています。僕が訪れたのは平日でしたが、それでも観光客の方が来ていました。
倉吉市の中心街は細い道(路地)があちこちにあり、その細い道沿いにお土産屋さんやカフェ・食事処など、狭い範囲ですが観光地化していました。どこかしら旧い風情が残る、静かな町です。
観光の方々の目的は、倉吉市の白壁土蔵群です。街の一角に現在も残っている、昔ながらの街並み。その近くに、今回のたい焼き屋さんがあります。
白壁土蔵群に沿って、小さい川が流れてます。水は透き通っていて、水草が流れに揺れてました。
その小川が45度くらい曲がる場所があり、そのすぐ近くに目的の米澤たいやき店さんがあります。たい焼の文字が書かれた赤提灯と、魚を持っている恵比寿様の木彫りの像が目印です。
ちょうど赤提灯が下がった出窓?の場所で、おじさんがたい焼きを焼いていました。そこには一丁焼き(天然物)の焼き型が沢山並んでいて、おじさんがタイミングを計りながら焼き型を返していました。
お店の中に入り、早速たい焼きを注文。天然物のたい焼きなので、少しは待つのかと思いましたが、おじさんがせっせと焼いてくれていたので、すぐに手にする事が出来ました。
米澤たいやき店のたい焼きは白く、それを白い紙袋に入れていただきました。それを持ってお店を後にしました。
冷めないうちに、紙袋から取り出し食べる事にしました。改めて、白いたい焼きは久しぶりです。でもよーく考えてみると、米澤たいやき店さんは、終戦から数年後(1948年頃から)にたい焼きを焼き始めたとの事?でも白いたい焼きは平成になってからブームになりましたよね?そしてブームになった白いたい焼きは米粉を使って焼いていました。米澤たいやき店さんのたい焼きも凄く白く、白い紙袋と同化してしまいそうです。
その白いたい焼きを頭からがぶり、たい焼きの皮が薄くてやわらかく、やはり米粉のたい焼き・・・。あっ!でもよーく見ると、皮の表面全体に小さい気泡が確認できます。そしてたい焼きの端っこが焦げてます。やはり米粉ではないようですが?
でもこのやわらかい食感がとてもいい。薄皮にしては弾力があり、口当たりのいい食べ心地です。そして中のあんこは程よい甘さで、あずきのおいしさが感じられます。この大きさなら、もう1匹食べられそうです。今になって、また食べたい気分になりました。
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