たい焼きを探しに・・・・星港夜(シンガポールナイト) in 宮城県仙台市

たい焼き

 たい焼きを探しに宮城県仙台市に来ました。 (訪れたのは、2020年12月)

 仙台駅北口を出て、パルコ仙台店を右手に見ながら、大きな通りを歩いて行きます。地下鉄でも行けますが、杜の都仙台をのんびりと散策。愛宕上杉通りを北方向に進みます。途中ゆるい上り坂はありますが、歩道が広くて歩きやすい街です。左手に仙台北税務署があり、そのすぐ先に仙台市立杉山通小学校があります。そしてこの小学校を過ぎてすぐ左に入ると、今回のたい焼き屋さんがあります。

 レンガ調のマンションの下に、白い壁のお店が今回のたい焼き屋さんです。とはいっても、よく見るたい焼き屋の雰囲気はなく、そしてたい焼きの赤い幟もありません。
 こちらのお店は星港夜 (シンガポールナイト)といい、今では懐かしい純喫茶です。

 お店の中に入ると、アンティークな物が置かれ、なかなか独特な雰囲気があり、店主のこだわりを感じます。


 
この時はお客様は僕1人で、貸し切り状態。仙台駅から歩いて来て、ゆっくり時間を過ごすのに、最高の空間です。


 勿論目的はたい焼きを注文しますが、まずは珈琲を選びましょう。

 ブレンド珈琲は、うすい・ふつう(普通)・こい(濃い)・とくのう(特濃)の4種類。そしてそれぞれの濃さの珈琲に、クラシック曲の名前が付けられています。こちらのお店では、夜に演奏会が行われるみたいです。僕はたい焼きと一緒に、月の光(ふつう)の珈琲を注文しました。

 たい焼きと珈琲が来る間、この空間を堪能しました。窓の外では、学校帰りの小学生の声がします。なかなかいい時間の過ごし方かと?

 そんな事を思っていると、たい焼きと珈琲(月の夜)がテーブルに置かれました。

 たい焼きの横に、ホイップクリームが添えられています。たい焼きはシンプルな形で、少し小さめかな?そのたい焼きの頭をがぶり。表がサクッとして中の生地がやわらかい。その中に入っている餡子は、ほどよい甘さです。
 たい焼きホイップクリームをのせて食べてみると、これがまた違った甘さが加わり、おいしいたい焼きに変化しました。いつもたい焼きを食べる時、ホイップクリームが添えられないので、これは新たな発見です。
 そして珈琲と一緒に食べると、珈琲の苦みがいい具合にたい焼きの甘さと融合します。たい焼きには日本茶がベストと思っていましたが、珈琲の苦みもたい焼きのおいしさを引き立てます。

 このようにじっくり腰を据えて、たい焼きを味わったのは初めてです。星港夜 (シンガポールナイト)さんでは、ティラミスも人気のようです。

 

 

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