たい焼きを探しに、千葉県千葉市に来ました。 (訪れたのは、2022年5月)
千葉市の路線に JR と京成電鉄があり、今回京成電鉄の千葉線に乗る機会がありました。その時は市原市のちはら台駅(京成千原線)から乗車し、千葉方面に向かいました。僕はちはら台駅から京成電鉄に乗るのが初めてで、千葉駅で乗り換えようと思っていました。
電車内の路線図で、京成千葉駅まで何駅あるか確認していると、その先にみどり台駅を見つけました。「そういえばみどり台駅近くに、たい焼き屋さんがあったよな・・・」と、過去の記憶が蘇りました。時間もある事だし、ちょっと行ってみる事にしました。
京成千葉駅から3駅目の所に、京成みどり台駅があります。このみどり台駅の南側には、ヨーロッパでよく見かける、ロータリー交差点があります。フランスの凱旋門のロータリー交差点に比べると、その規模は比べ物になりませんが、日本で数少ないロータリー交差点がここにあります。
今回のたい焼き屋さんは、みどり台駅の南側ではなく北側にあります。ここで何かに気が付きませんか? よく駅で南口とか北口と表記しますが、実はみどり台駅の出口は1つしかなくて、駅の北側のみです。
そこから踏切を背にして、50mくらい歩いた左側に、今回のたい焼き屋さんがあります。
こちらはサンドーレみどり台駅前店さんです。この写真からは、お店の名前がみあたりません? 実は10年近く前に訪れた時は、お店の上の所に店名が書かれていました。
お店の中に陳列ケースが設けられていて、たまごサンドやフルーツサンドなど、たくさんのサンドイッチを販売されていました。パンにはさまれている具材がたっぷりで、その割にお値段がお手頃です。その中で、僕はあんバターサンドが凄く興味がありました。
サンドイッチもいいけれど、目的はたい焼きです。たい焼きは、つぶあん・チョコ・クリームの種類がありました。お値段はつぶあんが100円で、その他は150円(2022年時)でした。そういえば以前訪れた時には、つぶあんのたい焼きが80円でした。あれから数年が経ち、少し値上がりしています。当時も安いと思いましたが、現在のたい焼き相場を見る限り、100円は断然安いと思います。
早速ワンコイン(100円)のつぶあんたい焼きを注文しました。お店の入り口の「たいやき」と書かれた場所で、おじさんがたい焼きを焼いていました。もうすぐ焼き上がるという事なので、店先で少し待つ事に。そして数分すると、紙袋に入ったたい焼きを渡してくれました。
白い紙袋からたい焼きを出すと、こんがりとした焼き色にびっくり!たい焼きを食べてみると、表面がカリッと硬いのかと思いましたが、意外にもふんわりやわらかいです。ただ褐色に焼かれた生地が、何となく香ばしさを感じます。焙煎した時のような苦みというか、少し表現が難しいです。中のつぶあんは適度な甘さで、昔ながらの懐かしさを思わせるたい焼きです。やはりつぶあんが甘い分、生地の香ばしさが引き立ちます。
2度目のサンドーレみどり台駅前店さんのたい焼きでしたが、前に食べた時は、ほんとに昔ながらのよくあるたい焼きでしたが(うる覚えです)、今回は香ばしさと甘さの不思議なおいしさでした。
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