たい焼きを探しに、山形県山形市に来ました。 (訪れたのは、2008年7月)
日本海側に面した山形県は、夏は暑く冬は寒いといった風土で、特に夏の暑さは大変なようです。そこで生まれたのが「冷やしシャンプー」や「冷しラーメン」のような、他の地域では考えられない夏対策の物があります。そんな暑い場所にも、たい焼き屋さんがあります。
場所は山形駅から随分離れた、山形大学を過ぎた川の近くの住宅街にありましす。歩くと結構距離があるので、バスもしくは車で行く事をおすすめします。近くには国道13号線が見えました。簡単に場所を説明すると、川に架かる国道13号線の橋のあたりで、堤防を走る道を脇にそれた郵便局(現在の呼び名は**支店かな)の隣です。
ここが今回のたい焼き屋の、たいやき わかば さんです。
あれ「たいやき わかば」って、東京都新宿区にある、あの たいやき わかば のことですか?実はこちらのお店ですが、「東京三大たい焼き」といわれる たいやき わかば さんの暖簾分けのお店なのです。全国的にみても「たいやき わかば」のお店(暖簾分け)は少なく、まさか山形県にあるとは・・・!
かき氷の暖簾が風でゆれるお店に入ると、こじんまりとした造りですが、中で食べれらるようにテーブルがありました。店内に入った左側で注文しますが、その奥がたい焼きの焼き場になっていました。
では早速、たい焼きを注文しましょう。たいやき わかば さんのたい焼きは、一丁焼きの天然物です。少しして、待望のたい焼きを渡していただきました。それを持って、お店を後にしました。
小袋からたい焼きを少し出しその頭をかじると、表面の皮がパリッとしていて、あんこも凄く美味しい。確かに甘いけれど、なんて言うか微妙なコクというか塩味?昔風のあんこは、どことなく塩味を感じますが、それとなんとなく似ています。多分食べる人によって、感じ方も違うと思います。もう尻尾の先まであんこが入っています。
これが たいやき わかば のたい焼きかと感動しましたが、未だご本家(新宿)のたい焼きを食べていません。暖簾分けされているので、これが たいやき わかば の味と言っていいのでしょう?本音をいうと、いつでも食べる事が出来ると思って、東京都新宿区の たいやき わかば さんには行っていないのです。やはりご本家のたい焼きも食べてみたくなりました。
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