たい焼きを探しに、群馬県館林市に来ました。 (訪れたのは、2014年2月)
2月の館林市は寒いですね~。日差しはありますが、空気が冷たいです。
東武伊勢崎線の館林駅の東口を出ると、メイン通りがまっすぐドーンと東に伸びてます。でもなんだか人通りがまばらで、これは寒さのせいかな?館林といえば「うどん」が名物と聞きます。この通りに老舗の雰囲気を思わせるうどん屋さんが1軒ありました。こんな寒い日にはうどんが美味しそう。でもこのお店の前を僕は素通り?そう目指す物はたい焼きです。
館林駅から歩いて10分~15分くらいかな?館林市大手町という場所を目指して歩きました。一歩路地裏に入ると、既に人が住んでいない旧い家や、閉鎖されたレストランなど、旧い街並みというより、寂しい街並みに感じてしまいます。そんな中にも、お客さんが常に来店する場所があります。それが今回訪れるたい焼き屋のやぎやさんです。このお店冬はたい焼き、夏はかき氷といった、地元でも有名な甘味処のようです。
僕が遠目で見ている間、列は出来ていませんでしたが、お客さんが入れ替わりたい焼きを買いに来ていました。僕はお客さんが引けたタイミングで、やぎやさんのたい焼きを購入。1個100円(当時)のたい焼きは、安い部類に入ります。
やぎやさんのたい焼きは、細長く全体的にぷっくりしてます。皮が薄くて中のあんこが透けてます。見た目一丁焼きの天然物のように思えますが、関東南部ではあまり見かけない、3個同時に焼ける連式の焼き型を使っています。
そのやぎやさんのたい焼きを食べてみると、生地が薄皮で、若干小ぶりなたい焼きのお腹には、あんこがたっぷり詰まってます。だって食べていると、お腹の薄い部分からあんこがこぼれ出て、このあんこが甘くて美味しい。食べ進めていると、ちょっと甘いかな~と思いましたが、この甘さを調和しているのが、香ばしい薄皮だったりして・・・。
この大きさにしては結構食べ応えがあり、1個で満足しましたが、でも又食べたくなりそうな懐かしさがあります。
館林市は夏は暑いし冬は寒い。こんな両極端な気候のこの街に、やぎやさんは欠かせない甘味屋さんですね。噂では、かき氷の味が100種類有るそうで、こちらも凄~く気になります。
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