東日本大震災の被害で奇跡的に残った高田松原の一本松

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 2011年3月11日に発生した東日本大震災。

 岩手県陸前高田市が津波の被害の中、一本だけ耐え残った松の木がありました。

 当時メディアで取り上げられ、「奇跡の一本松」として復興の象徴になりました。

 現在もその姿を、高田松原津波復興祈念公園内にみる事ができます。

 そして 奇跡の一本松 の後ろに、津波の被害にあった建物が残されています。

 これが 旧 陸前高田ユースホステル で、その敷地内に 奇跡の一本松 があります。

 14年の間 朽ち果てる事なく、当時の津波の凄さを物語っています。

 その後、陸前高田市の復興と同時に、海岸防潮堤が築かれました。

 防潮堤の階段を昇り、奇跡の一本松 を上から眺めました。

 この場所からだと、奇跡の一本松 が低く観えます。

 そして向こうの国道45号線の橋の先に、新しい住宅地が建設されました。

 高さ12.5mの防潮堤が、約2kmの海岸線に沿って築かれています。

 震災前は防潮堤の下の緑の所に、広大な松林がありました。

 その松林を抜けると長い海岸があり、高田松原海水浴場がありました。

 広田湾に面した高田松原の海は、いまは穏やか姿をみせています。

 広い敷地の高田松原津波復興祈念公園にある長い施設は、向かって左側が道の駅・高田松原で、右側が東日本大震災津波伝承館です。伝承館には、災害の記録が展示されています。

 

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